初心者が退職金運用を行うのにおすすめの金融商品
みなさん、多額の退職金を貰い、使い道に迷うことはないだろうか?
そんな中でも、老後生活にゆとりを持たせる為、退職金を元手に運用を始めたいと考えている方もいらっしゃるだろう。
しかしどんな投資をすればいいのか、どの金融商品を選べばいいのかわからないなどの問題がある。
そこで今回は、退職金を使って資産運用を始める方に向けて、おすすめの金融商品について等を紹介していこう。
この記事を読むことで、運用に失敗しないであろう投資を行うことができるはずである。
それでは、これより運用方法や金融商品の選択ポイントについて詳しく解説していこう。
目次
退職金運用方法を選択する時のポイント
ここでは退職金で運用を始める際に、投資する金融商品を選ぶポイントについて解説していこう。
リスクの低い金融商品を選ぼう
リスクが低いとは、元本割れを起こしにくいということである。
リスクの低い金融商品での運用をおすすめする理由は、退職金を減らしてしまうと、その分を取り戻す事が難しいからだ。
詳しく説明すると、働いている時に運用に失敗しても、働けば十分に取り戻すチャンスがある。
しかし、退職後に運用に失敗してしまうと、お金を取り戻すことがなかなか難しくなってしまう。
なので、退職金で運用を行う際はリスクの低い金融商品を選ぶようにしよう。
周りに流されず、自分で意思決定しよう
2つ目のポイントとして、運用の意思決定は、周りに流されずに自分で行うようにしよう。
例として、退職金を銀行を通して貰う時に、銀行が運用方法や金融商品の購入について、色々すすめてくるケースがある。
その時に、むやみに銀行のすすめてくる事に何も考えずに従っていると、銀行に新興国株が付いたリスクが高い投資信託を購入する羽目になってしまうかもしれない。
上のような事態にならない為にも、退職金運用の金融商品の購入する際は、自分で意思決定を行おう。
ここまで2つの、退職金運用での金融商品を選択するポイントを解説してきた。
次に具体的に私がおすすめする金融商品を紹介しよう。
老後に安心して資産を増やせる金融商品とは
ここでは、上で説明した退職金運用の際に金融商品を選ぶポイントで、説明したことを踏まえて、私がおすすめする金融商品を3つ紹介しよう。
ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、投資家からお金を集まて代わりに運用してくれる運用代行会社のことである。
プロに運用を任せることで、自分で運用を行うより、失敗するリスクが減る。
また収益目標が絶対収益なので、預けたお金がそれ以上の額になって帰ってくる事に期待できるだろう。
このように、ヘッジファンドはリスクが低いうえにリターンも大きいので、退職金運用先の金融商品として非常に優秀である。
退職金の運用先に迷われた方には是非おすすめしたい。
投資信託
投資信託とは、多数の投資家から集めた大きな資金を、運用の専門家が決めた債権や株式に投資し、その投資成果を資金元の投資家に分配する金融商品のことである。
投資信託はヘッジファンドと似て、プロに運用してもらえるので、安全性が高いという特徴がある。
また投資信託は、多数の投資家から資金を集めているので、多額の金額を色々な金融商品に分散投資してリスクを低く抑えることが出来る。
このように、投資信託は安全性が高い金融商品なので、退職金運用におすすめである。
保険
退職金運用の方法として、終身保険を使った投資もおすすめだ。
もし保険で運用を行う際は、貯蓄型保険で運用する必要がある。
貯蓄型保険とは、単純にお金を貯蓄する機能があるわけでは無く、満期までちゃんと保険料を積み立てていると、積み立てた以上のお金が最後に帰ってくるというものである。
この貯蓄型保険の良いところは、いざという時に保険金が下りる点だ。
退職して、歳を重ねていくと怪我や病気になる可能性がどんどん上がっていくであろう。
そんな中で、保険が付いた資産運用を行える事は、退職者の方には魅力的なプランなのではないだろうか。
なので、退職金運用の金融商品としておすすめしている。
ここまで退職金の運用でおすすめできる具体的な金融商品を紹介してきた。
次は退職金運用で注意して欲しい事を解説しよう。
退職手当で投資を行う時の注意点
ここでは、退職金で運用を行う際に注意して欲しい事を2つ紹介していく。
資金を投下し過ぎない
注意点として、退職金を運用に使い過ぎないことがあげられる。
退職金の多くを運用に回してしまうと、上手くいけばリターンが大きいですが、その分運用に失敗すると、損失が大きくなってしまうだろう。
上でも言ったが、退職金を減らしてしまうと、その分を取り戻す場面が少なく、老後の生活にも影響が出てしまう。
なので退職金での運用は、余剰資金で行うことがベストである。
分散投資で行おう
退職金運用は分散投資で行うことが望ましい。
分散投資の狙いは、投資先を様々な種類の金融商品に分けて、運用を行うことで損失のリスクを下げられる点だ。
具体例として1つの金融商品に集中投資する場合と、複数個の金融商品に分散投資する場合の例を使って、わかりやすく説明しよう。
1つの金融商品に直接投資すると、その金融商品の価値が下がってしまった時に、損失が大きくなってしまう。
一方で、複数の金融商品に分けて分散投資した時、1つの金融商品の価値が下がっても、他の金融商品がある為、退職金が減るリスクは低くなる。
このように退職金で運用する際に、複数の金融商品に分散投資することは、リスクが低くなり、安全性を高めることができるのである。
ここまで退職金での運用を行う際の注意点を紹介してきた。
次はここまでの内容を最後にまとめる。
まとめ
最後にこの記事で紹介してきた、重要なポイントをまとめよう。
・退職金運用におすすめなのは、ヘッジファンド・投資信託・保険
・運用は余剰資金で分散投資
みなさんもこの記事を参考に退職金運用を行ってみてはいかがかな。
堀切 一
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